チャイコフスキー3大バレエの1つであり、誰もが愛してやまないプティパの大作「眠れる森の美女」。この作品は、バレエ団設立75周年を記念して、46年のセルゲイエフ／ド・ヴァロワ／メッセルの版をM.メイソン＆C.ニュートンが再演出した2006年公演を収録した映像です。オーロラ姫にはロイヤルの可憐な名花アリーナ・コジョカル、王子には正統派で安定した実力を持つフェデリコ・ボネッリ。コジョカルは優雅なローズ・アダージョ、安定したステップや大胆なフィッシュ・ダイブなどテクニックも充実している。第1幕の初々しさ、第2幕の王子を待つ幻影の切なさ、そして第3幕の華やかさと、豊かな表現力も見せています。現在はカンパニーを代表するプリンシパルマリアネラ・ヌニェスが幸運の女神のようなリラの精を好演、日本人ダンサーの佐々木陽平も青い鳥で見事な跳躍を披露しています。

【収録情報】
・チャイコフスキー：《眠れる森の美女》(プロローグ付・全3幕 メイソン版) ロイヤル・バレエ創立75周年「眠れる森の美女」

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